祝☆退院

2004年7月30日 タクの病気
10時に退院なので、それまでに全ての手続きをしなくちゃならない。
また、ベビーカーで泣いているのかな?って思うので早めに病院に行った。
今日はカズも一緒に。
カズは兄弟だけれど、16才未満なので面会は出来ないの。
カズに病気が移っちゃうと困るからね。
エレベーター前のフロアで待ってもらった。

さぁ、タクチャンどうしてるかなーって会いに行ったら、ベッドに座っていました。
ぼーっと、座っていました。朝食はまだみたいで。。。

何だか可哀想で可哀想で。
ベッドで一人、いっぱい我慢して座っていたのかと思うとね。
看護婦さんに甘えてベビーカーに乗っている方がなんだか気持が楽な気がしました。
タク〜〜〜〜〜(涙)

タクのベッドは転倒防止のために、檻のようになっているの。
檻の中に入れられているみたいで・・・
すぐ、抱っこして、朝ご飯を食べさせました。
完全看護って言うけれど、手が足らないんですよね。
それにハードな病棟なので、みんな大変。

そう言えば・・・カズと退院手続きに行ったときに、カズと同じ年くらいの男の子がストレッチャーで運ばれてきました。
胸がはだけていて、赤くただれ・・・両足がなかった。
カズには「大変な子ばかりの病棟だから、静かにしていてね」と言っただけだけど、彼なりに感じる物はあったと思います。

両足がない人はリハビリセンターが近いのでよく見かけます。
でも、みんな買い物に来ている状態なのです。
グッタリとしている姿は見たことがありません。

***

話をもどして・・・
カズが暇なので、タクを抱っこしてガラス越し面会をしました。
後1時間もすれば退院だから、兄ちゃん待っててねって。

カズを見るとタクはとてもニコニコ笑いました。
カズもいつだって、タクは邪魔ーなんていうのに、良い笑顔です。
嬉しかったなー。

会計に行くのに少し不安が。いくらなんだろう。。。
聞けずじまいでした^^;
伝票を見てびっくり。
食事代とリネン代のみでした。
入院費、治療費、手術費の欄は空欄。
今回は育成医療は効かないと思っていたのに。
乳児医療の方でまかなえるそうです。

2泊3日でも会計は心配でした。
私の入院代だって、本当に家計を圧迫したしね。
小さい子供は少しずつ福祉の方がマシになった気がします。
カズの時より、乳幼児医療も対象年齢が上がっているしね。
大人の方ももっともっと良くなりますように・・・

***

手続きが終ったら、もう、ここにはサラバ〜〜〜〜〜〜。
お世話になりましたーーーーーと、トッとと出てきました^^
まだ、微熱もあるし、傷跡の事や治療した後の家庭でのケアも必要。
3日間はシャワーも無理。入浴は10日後から。
この暑い中、可哀想。
でも、感染症状もなく、良かったね。

仕事帰りのお父さんが、駅前の美味しいケーキ屋さんで退院祝いのデザートを買ってきてくれました。
タクのいない2日間。長かったー。

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